格付け会社 2011 1 15
欧州は、また格付け会社に翻弄されています。
アメリカの民間企業である格付け会社によって。
これで二度目でしょうか?
以下の記事を読んでください。
ヨーロッパ 2007 12 2
きっと、ヨーロッパは怒っているでしょうね(2007年当時)。
「アメリカ人は、中国製のペットフードに問題が発見されて怒っているが、
我々は、アメリカ製の金融商品に問題(サブプライム問題)が発見されて、
大損をしてしまった。どうしてくれる」と。
サブプライム問題(金融危機)が落ち着けば、
やがて、アメリカ対ヨーロッパで、格付け戦争が起きるかもしれません。
もともと、ヨーロッパは、
アメリカ主導のアメリカ流の格付けに不満を持っていますから。
昨年の夏、アメリカの格付け会社は、
アメリカの格付けを引き下げました。
これで思う存分、いや遠慮なく、
他国の格付けを引き下げることができるようになりました。